2023年4月23日 朝礼拝『私の手と足を見なさい』大賀幸一牧師

イザヤ書51:1-6 ルカによる福音書24:36-43

  復活されたイエス様は、弟子たちを力づけ、教え、そして信じる者としてくださいます。これからは、イエス様の弟子たちの時代が始まります。そして、私たちは、イエス様の弟子たちの時代、神の教会の真っただ中に生きています。私たちには神様から与えられた大きな喜びがありますが、それと共に、まだすべてを信じられないという疑いがあります。そして自分たちが信じていることを確かめ、確信して行くという道があります。私たちは、最初からすべてが分かっているから、すべてを信じられるからと、神様を信じ、イエス様に従って来たのではありません。分かっているのはごく僅かでした。私たちは自分たちの生涯を通じて、私たちが信じたことを確かめて生きて行くのではないでしょうか。 ただし、私たちには、喜びがあります。私たちはすでに、神様を知るという喜び、神様を信じるという喜びをいただいています。この喜びがあるのは、神様がおられるということの証明です。喜びは他にも沢山ありますが、神様を知った者は、神様が与える喜びを知っているのです。この喜びを与えてくださるのは、神様以外にはありません。だから神様を求めているのです。神様が与えてくださる喜びを求めて、私たちは自分たちの人生を歩んでいます。神様が与えてくださる喜びが、私たちの命に必要であると感じ取っているからです。神様以外のどこに求められるでしょうか。復活されたイエス様が、私たちに見せてくださり、触らせてくださったこと、それは、人間はただ肉体だけでその命は終わることはありません。肉体が終わったとしても、私たちは、神様によって生きることが出来ます。見ることのできる、触ることもできる体、命を得ることが出来るのです。神様によって、私たちの命は、永遠に生きるものとなるのです。