2024年3月3日 朝礼拝『永遠の命の言葉は、あなた』大賀幸一牧師

ヨシュア記 24章14-24節 ヨハネによる福音書 6章60-71節

  イエス様の肉を食べ、血を飲む。もちろん、イエス様の肉や血を私たちが食べる必要はまったくありません。イエス様が教えているのは、イエス様を通して私たちが神様とその命がつながることです。“命を与えるのは霊である。肉は役に立たない”と書かれています。ですから実際のイエス様の血肉を食べることが必要なのではありません。イエス様が、神様と人間とを結びつけてくださるのです。そうして私たちの命が神様とつながっているなら、私たちは永遠に生きるのです。私たちは神様としっかりとつながっているでしょうか。何をもってそれが確かめられるでしょう。たとえば、私たちは、神様の御言葉を聞いています。私たちは神様の教会で礼拝を捧げています。私たちは、神様に祈ることできます。私たちは、神様の愛と恵みを知っています。私たちは、イエス様を知っています。色々とあるではありませんか。これらすべてが、神様が私たちのために用意してくださったことです。神様が私たちに与えてくださったことです。大勢の弟子たちが、イエス様から去って行った時、イエス様はペトロたちに尋ねています。あなたがたも離れて行きたいかと。しかしペトロたちは、“私たちは誰のところに行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます”と言っています。永遠の命は、言葉をもって私たちに現れました。それを人間たちは聞いて、信じて、命を得るのです。神様は、私たち人間が永遠に生きる道を与えてくださいました。そのためにイエス様を派遣してくださったのです。死の中にある人間たちが、イエス・キリストを通して、命の言葉を聞いて、神様につながるためです。イエス様の言葉が、私たちに命の道を与えてくださるのです。ですから、これからも人間の世界に、神の子キリストの言葉が語られなければなりません。人々が、命を得るためです。